携帯1台と車1台で始める

毎月の固定費をかけないモデルがお勧め

 あなたがカフェに長く勤めていて、長年の経験からどうしてもコーヒービジネスを考えられるなら、たとえば試しにコーヒーの移動販売から始められたらどうだろう。車を1台改造して、朝のサラリーマンの出勤時にオフィス街の近くであなたの自慢のコーヒーを売る。自営業で一人なら粗利一日平均1.5万あればぎりぎりなんとかやっていける。一杯290円として60杯売ることは難しいであろうか? その単価や数が難しいのなら、サンドイッチ屋さんと提携をして、セットで販売できないだろうか? それでも難しいのであれば、雑誌や新聞もついでに売れないだろうか? それでも目標をこなせないのであれば、午後や夕方も売りに行けばよいではないか。コーヒーは朝だけ飲むものではない。商談や打ち合わせで夕方会社に戻るビジネスマンにも買っていただけないだろうか? その時間はおなかがすいている。パンやスイーツをセットにするのもよい。退社したOLさんがスイーツを買って帰る可能性だってゼロではない。いろいろやってうまくいかないのであれば、新橋はやめて、品川に場所を移してもよし、お台場で実験してもよい。身軽な移動販売だからこそ、テストマーケティングが何度でもできる。当たりが出るまでサイコロは何度でも振り直せばいい。そして最大の抵抗と障害は価格である。一杯290円もするコーヒーを毎日買うだろうか。現実的ではないため、手間のかからない何かしらの付加価値を考案して付け加える必要がある。スターバックスにはなくあなたにはある、あなただけの強みと独自資源は何かを一人暗闇にこもり、雑音はすべてシャットアウトし、心底熟考すると答えはおのずと導かれる。

 お店のロゴを用意しておき、コーヒーカップに印字して名前を知ってもらう。古い手法ですが、スタンプカードがたまると一杯サービスなどをする。ひとつのビジネスモデルができてしまえばあとは簡単! まるでコピー機で複写をするように仕組みを複製すればよい。出動回数を増やし、車を2台にし、その半年1年後には3台にし、やがては山手線の各駅で毎日車を走らせたらどうなるか。あなたはふるえるほどわくわくするにちがいない。それが上手くいけば、その次にフランチャイズ化を考えてもよし、念願の店舗をオープンさせてもよし、とてつもなく大きな展望がみえてくる。夢とやりがいは果てしない。

 最初は苦しくとても大変ですが、まずはリスクを低くして、長く続けることを考えていかれることを本当におすすめします。ささいなことでも続けることが商売の基本であり、信用です。ちなみに、携帯1台と車1台で起業が理想は、あのホリエモンの本にも書かれておりました。 → であるから事務所は自宅